肌色が改名!?ペールオレンジに名前が変わった理由は差別の問題?

これは次男が保育所の年中さんに上がったときのこと。

何もかも新しくなるこの時期、お子さんがいる家庭では持ち物に全部名前を書かないといけないですよね。

僕のところでは夫婦できっちり役割が決まっています。
▷僕・・・名前の記入
▷妻・・・シール貼り

かばんやノートなど大きな物はまだ良いとして、クレヨンや絵の具は1本1本書かなければいけません。

 

これが本当に大変!

そんな中、初めて見る ”色の名前”が出てきました。

目次

ペールオレンジとはどんな色?

名前を書き終えて妻がシールを絵の具に貼り付けようとした時のこと。

くろ・・・はい、OK
あか・・・はい、OK
あお・・・はい、OK
きいろ・・・はい、OK
ペールオレンジ・・・???

聞いたことがない色が…。2人で思考停止状態。

 

「ペールオレンジ」ってオレンジ色の絵の具に貼ったらイイんよね?

 

ん?
こっちに「だいだいいろ」のシールがあるけど!?

明らかにオレンジ色の絵の具と、肌色の絵の具があったんです。

「だいだいいろ」と書かれたシールは、オレンジ色の絵の具に貼って間違いないだろうと思いつつ調べてみました。

その結果、ペールオレンジが「肌色」だということが分かりました。
https://wallpaper.vip-jp.com/html/code/201.html

肌色が改名されてペールオレンジになった本当の理由

絵の具に限らず、色鉛筆やクレヨンから「肌色」がなくなった理由は、人種差別に当たるからと言われているそうです。

黒人の方、白人の方でも ”肌”の色は違います。
また、日本人でも、色白の方もいれば、色黒の方もいます。

例えば、もし、息子が色白だった場合、先生から「絵の具の肌色を出しましょう!」と言われると「白」を出すかも知れません。

反対に色黒だったら、「茶色」を出すかも知れません。

よくよく考えてみると、確かに「肌色」という色には違和感がありますね。

ただし、下の記事によると肌色の名前が変わった理由は人種差別への配慮ではないとのこと。

Q.

肌色が無くなったのは人種差別によるものでしょうか?

A.

近年日本の国際化や流行によって、現代人にとって「はだいろ」という色名から連想される色には、バラツキがあること考えられ協議した結果 日本人になじみやすい和名で「うすだいだい」と変更しました。

~秒刊SUNDAY「『肌色』は人種差別だから消えた?実際に聞いてみた!」より引用~

肌色の呼び方がペールオレンジに変わった時期

自分が保育園児・小学生の頃、「肌色」と言っていたものが、「ペールオレンジ」という呼び名に変わっていたんです。

さらに調べてみると、メーカーによって「肌色」という呼び方を廃止した時期、それに代わる呼び方があることが分かりました。

ペンテル:1999年に廃止、「ペールオレンジ」に変更

三菱鉛筆/サクラクレパス/トンボ鉛筆:2000年に廃止、「うすだいだい」に変更

恥ずかしながらこの事実をそのとき初めて知りました。

(長男の持ち物に名前を書く時には、すでに呼び方が変わっているにも関わらず、見なかったような気が……。)

さいごに

小さい頃から使っていた「肌色」の呼び方が変わっていることにビックリしました。

色の呼び方に限らず、昔と今では変わっているものが他にもあると思います。

そう遠くない将来、「肌色」が通じない時代がやってくるんでしょうね。



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