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財布を拾った時あなたならどうする?悪魔と天使の囁きに葛藤した話

財布を拾った時あなたならどうしますか?

 

仕事終わりに本屋に立ち寄った時、二つ折りの財布を拾ったのです。

結果的には、店員さんに渡しましたよ。(持ち主が見つからなかったため)
しかし、それまでに自分の中で葛藤がありました。

 

今回は財布を拾った直後から店員さんに渡すまでを当時を振り返って書きたいと思います。

財布を拾った直後

いかん、いかんと思いつつ少し飛び出しているお札に目を奪われ、中身を見てしまいました。

そこには何と、6万円もの大金が!

他には免許証や銀行のキャッシュカードが入っていました。

免許証の顔写真を確認して、店内を探し回りました。
勝手に中身を見てしまったことを謝罪して、本人に返そうと思ったのです。

 

冷静に考えると、すぐに店員さんに渡せばすむはずが、かなりテンパっていたんでしょう。
そこまで考えが及びませんでした。

そんな時、頭の中からこんな声が聞こえてきたのです。

誘惑する悪魔の声

 

悪魔
悪魔
誰も見てないからとっちゃえよ!
落とした方が悪いんだよ!
このお金があれば好きなものが買えるぞ!
みんなで旅行に行けるぞ!

 

悪魔の声が誘惑してきます。

「好きなもの買いたい!」「旅行行きたい!」
そんな思いがどんどん膨れ上がっていきました。

 

そして、とうとう誘惑に負けてしまいました。
あろうことか、そのまま帰ろうと店の外に出てしまったのです。

 

自分でも分かるぐらい心臓がバクバク。

心の中がズンッと重くなり、ドス黒い「何か」に覆われる感じがしました。
こんな気持ちは初めてです。

 

そんな時、頭の中からこんな声が聞こえてきたのです。

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正気に戻す天使の声

 

天使
天使
そんなことしたら子供がパパのこと嫌いになるよ!
ずっと探しているかも知れないよ!
絶対困ってるよ!
自分と同じ思いをさせていいの?

 

この声にハッとしました。

 

実はかれこれ10年以上前に財布を落としてしまった経験があります。

中身は1万円以上のお金や免許証、キャッシュカード、クレジットカード、定期券…etc。

結局、見つからなかったのですが、それだけでは終わらなかったのです。

発覚した翌日、すぐに警察へ事情を説明し、キャッシュカードやクレジットカードなどの利用停止の手続きをしました。

しかし、財布を拾った誰かが免許証を不正利用し、お金をキャッシングしたのです。

数日後、警察から連絡がありました。
警察署で防犯カメラに写った「誰か」を見たとき、ゾッとしたのを今でも覚えています。

最終的に、被害者はキャッシングされたカード会社ということで話が終わりましたが、気分は最悪でした。

財布を店員さんに渡した時

時間にしておよそ5分。
悪魔と天使の声が交互に聞こえる中、ついに決心しました。

「人のものをとっちゃダメ!」

すぐに店内に戻り、店員さんに財布を渡して事情を説明をすると、持ち主が探していたとのこと。

中身を見てしまったことを謝罪しようと、しばらく待っていたのですが、結局持ち主は現れず。

しかし、財布が無事に持ち主に渡される安堵感からか、心の中がフワッと軽くなり、ドス黒い「何か」が晴れていくのが分かりました。

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さいごに

恐らく店内には防犯カメラがあったと思います。
今思うと、防犯カメラから特定されて最悪の場合、警察のお世話になっていたかも。

そうなると妻や息子たちをはじめ、両親や兄弟、友達、勤務先など、周りにどれだけ迷惑がかかるのか計り知れません。

そのままバレなかったとしても、ずっと心がドス黒い「何か」に覆われた状態だったでしょう。
罪悪感に苛まれ、ビクビクしながら生活しなければなりません。

そんなの絶対嫌です!

世の中には悪いことを悪いと思わず、全然平気な人もいるでしょう。
今回のような盤面に出くわした時、悪魔の声に支配されてしまう人もいるかも知れません。

 

この記事を読んでいるあなたはどちらの声に耳を傾けますか?

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