
ペンクリニックに行ってみたいけど不安!
近々、ペンクリニックに行く予定がある
今回の記事は上記のような方に向けて書いています。
ペンクリニックに参加したことのない方は分からないことだらけですよね。
僕も参加する前は「これどうなのかな?」って疑問がいっぱいありました。
そこで今回は、ペンクリニックが初めての方でも安心して参加してもらえるように、さまざまな疑問にお答えしたいと思います!
ペンクリニックでは調整は無料って本当?

調整にお金は一切かかりません!
僕は初めてペンクリニックに参加したとき、受付の方に聞いてしまいました。
部品交換が必要な場合は、お金がかかります。
ペンクリニックに必要なのは万年筆だけ?

持っていくものは調整が必要な万年筆だけでもいいのですが、もし普段使用しているノートや手帳等があるなら一緒に持っていくことをオススメします。
なぜなら、万年筆は紙質によって筆記感が変わることがあるから。
調整後、ペンクリニックに置いてあるメモ用紙に書いてみると何も問題がなく、家に帰っていつも使っているノートだと若干ひっかかりを感じるってことが過去にありました。
それが下のライフノート。
裏抜けもなく気に入ってたんですが、やっぱり書き味の方が大事!
ということで紳士なノートに変えてみました。以降ずっとこのノートを愛用しています。
もし、いつも使っているノートがある場合は一緒に持っていきましょう!
万年筆調整中に写真撮影しても良い?

愛用の万年筆が調整されている姿ってなかなか目にすることありませんよね。
せっかくのこの機会に写真に残したいと思いますよね。
ただし、無断撮影はマナー違反。
僕の場合、川口先生に「変なとこ?へ載せない」ことを条件に快諾していただきました。
そのやりとりはこちらの記事で書いています。
自分の順番になったら直接ペンドクターに確認してみましょう。
万年筆にインクは入れたまま?抜いて洗浄したほうが良い?

むしろ、普段使っているインクを入れたまま調整をお願いすべきなんです。
その理由はインクの「粘度」によって筆記感が変わるから。
粘度が低いインク | 粘度が高いインク |
インクフローが良くなる | インクフローが絞られる |
乾きが早い | 乾きが遅い |
裏抜けしやすい | 裏抜けしにくい |
調整中に確認のため数回書くことがあるのですが、インクを抜いたままだとペンクリニックにあるインクを使うことになります。
経験上、粘度が低いペリカンのロイヤルブルーが置いてあることが多いようです。
粘度が低いとインクフローが良くなるため、普段使っているインクとまた違ってくるんです。
普段使っているインクを入れたままペンクリニックへ行きましょう!
調整を依頼する万年筆の本数に制限はある?

ここで「基本的」って書いたのは、3本以上調整してもらえる可能性がゼロではないから。
ペンドクターの思い入れのある万年筆であれば調整していただけるかも知れません。
順番待ちのお客さんがいなければ見てもらえるかも知れません。
つまり、タイミング次第です!
調整可能なメーカーは決まっている?

僕が参加したペンクリニックでは、国内・海外メーカー問わず調整してもらえました。
しかし、開催場所によっては次のように限定されていることもあるようです。
- 国内メーカーのみ
- ○○(メーカー名)のみ
- モンブランを除く
- 開催場所で購入した万年筆のみ
持っていった万年筆がペンクリニック開催場所のWebや電話で事前に確認しておきましょう!
ペンクリニックで「やっておいた方が良い!」ってことある?

実はコレ、川口先生に調整していただいた後、言われたことなんです。
理由は簡単!
一番書くことが多いのが「自分の名前」だから。
縦線・横線だけでは不十分なんですよね。
たとえ無荷重で書けたとしても文字を書いてみると「何か違う!」って感じることがあるんです。
ペンクリニックの疑問まとめ
いかがでしたでしょうか?
疑問に対する答えをまとめるとこんな感じ!
- ペンクリニックは無料
- 持っていくものは万年筆(+ノート・手帳)
- 写真撮影はペンドクターへ確認
- 万年筆のインクは入れたまま
- 調整してもらえるのは基本1人2本まで
- 調整可能なメーカーは開催場所によって違う
- 調整後の確認は自分の名前で
初めてのペンクリニックでイイ時間が過ごせますように。
少しでもお役に立てましたら嬉しいです。
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