あなたは「万年筆」にどんなイメージを持っていますか?
昔の人が使うもの? かっこいい? めんどくさそう?
約5年前から万年筆を使い始めているのですが本当に素晴らしい筆記具です。
万年筆を買いたいけど迷っている方はこちらの記事をご覧ください。
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今回は万年筆がどれくらい素晴らしいか、その魅力についてお話します。
万年筆の魅力その1:自分だけの筆記具に育つ
普段はボールペンやシャーペンを使っている人がほとんどだと思います。
ボールペンやシャーペンは使えば使うほど、消耗(劣化)していきますが、万年筆は逆にどんどん書き味が良くなっていく魔法の筆記具です。
その理由は、使い続けることによって、ペンポイント(ペンの先っちょ)が書き癖に合わせて摩耗するから。
万年筆は「人に貸すな」とよく言いいますがその理由は次の2点。
- 自分の書き癖に合った万年筆は他人が使ってもうまく書けないから
- 筆圧の強い人が使うと書き味が変わってしまうから
愛用している万年筆は、紙の上をスーッと滑るように書けるのでもう手放せません。
万年筆の魅力その2:一生モノになる
万年筆はその名の通り、丁寧に扱えばずっと(万年)使うことができる筆記具です。
生きている間はもちろんのこと、子の代、孫の代へと受け継ぐことができます。
僕が息子に受け継いでほしい!と思っている万年筆は「セーラー万年筆プロフィット30周年記念ブライヤー」。
セーラー万年筆(株)で万年筆のデザインや開発に携わっていらっしゃった川口明弘先生に調整していただいたものです。
こちらの記事でその様子を紹介してますので興味がある方はぜひ!

自分が生きていた「証」を残せたら素晴らしいと思いませんか?
万年筆の魅力その3:字がきれいに見える
ボールペンやシャーペンだと強弱は分かりづらいですが、万年筆は力の入れ具合でインクの濃淡がハッキリと出ます。
その色合いはとてもきれいで、味わい深い。
インクや紙によって濃淡に違いはあるものの、普段の字より数倍もきれいに見えます。
万年筆の魅力その4:長時間、書き続けても疲れない
私は普段、資料作成の下書きや頭の中の整理をする時はノートにすべて書き出すのですが、その際、万年筆を使っています。
以前はボールペンを使っていたのですが、1時間も書き続けていれば手首が痛くなったものでした。
それが万年筆だと全然疲れないんです。
なぜ、疲れないのか?
その理由は、万年筆の自重で書くことができるからです。
ボールペンやシャーペンだとある程度、筆圧をかけないといけませんが、万年筆は筆圧をかける必要がありません。
筆圧をかけないと書くことができない万年筆は調整が必要です。
万年筆の魅力その5:独特な書き味
人に個性があるように、万年筆にも個性があります。
各メーカーやニブの太さによって書き味はさまざまで、「カリカリ」「サラサラ」「ヌラヌラ」と表現されます。
また、インクや紙が変わると書き味も変わります。
自分好みの書き味に出会った時はとてつもなく嬉しいですよ。
↓ちなみに僕はこちらのノートを愛用しています。
万年筆の魅力まとめ
普段使いにはボールペンやシャーペンが圧倒的に便利です。
しかし、ボールペンやシャーペンにない魅力が万年筆にはあります。
- 自分だけの筆記具に育つ
- 一生モノになる
- 字がきれいに見える
- 長時間、書き続けても疲れない
- 独特な書き味
私が万年筆を使い始めて良かったと思うのは、文字を書くことが好きになるということ。
- 考えを整理したい
- モヤモヤを吐き出したい
- 自分を見つめなおしたい
そんな時、万年筆で書いてみてはいかがでしょうか?
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