あなたはどのように目標を立てていますか?
それは、達成したかどうか目に見えて分かる目標になっていますか?
- とりあえず目標はあるけど正しいのか分からない
- 目標を設定しても、なかなか達成できない(達成できたのか分からない)
この記事では、こんな悩みを抱えている方へ向けて書いていきます。
間違った目標の設定はそもそも達成できない!?
Aさんはある日、次のような目標を設定しました。


これでは目標が曖昧すぎて達成したのか、しなかったのか非常に分かりづらいですね。
そもそも「目標」と言えるかどうかも怪しいです。
間違った目標を設定してしまうと次のような負のスパイラルに陥ってしまいます。
- 目標達成したのか分からない
- モチベーションが上がらない
- 自信をなくす
- そのまま放置
- 目標を設定したことを忘れる
- モチベーションが上がってくる
- 新しい目標を設定する
- 無限ループ突入(①に戻る)
SMARTの法則を活用した正しい目標設定
「SMARTの法則」とは次の5つの英単語の頭文字をとったものです。
- Specific=具体的であること
- Measurable=測定可能であること(数値化されていること)
- Achievable=達成可能であること
- Relevant=関連性がある
- Timely=期限が明確であること
これらに沿って正しい目標を設定することにより、達成できる確率はグッと高まります。
では、さっきの悪い例を「SMARTの法則」に沿った形に直してみましょう!
S:Specific=具体的であること
例えば、次のようにすると分かりやすくなります。
来年の6月末まで(1年間)に100記事投稿する
1記事あたりの文字数を1,000字以上とする
1年間ではかなり長いスパンなので、もう少し短い期間に変更すると次のようになります。
1年間100記事=1ヵ月で9記事=1週間で2記事
”1記事あたりの文字数”を組み合わせると、より具体的になります。
1,000字以上の記事を1週間で2記事投稿する
M:Measurable=測定可能であること
1週間に2記事の投稿ができたかどうか、というのはすぐに分かりますね。
また、その記事が1,000字以上あるかないか、というのもハッキリと分かります。
目標達成・未達成が誰の目から見ても明らか
→ 見る人によって結果が変わらないこと
A:Achievable=達成可能であること
1週間に2記事であれば比較的簡単に達成できると思いませんか?
これがもし、1週間に10記事ともなれば、かなり厳しいです。
また、1記事あたりの文字数にしても、ブログを始めたばかりの人がが毎回3,000字以上書くのは容易なことではありません。
あまりにも高い目標を設定してしまうと、途中で間違いなく心が折れます。(体験済み)
現状を少し上回るぐらいに設定すること
R:Result-oriented=成果に基づいていること
Aさんは情報発信することによって「備忘録として活用したい」と「誰かの役に立ちたい」と思っています。
「情報発信する」=「記事の投稿」となるので、成果に基づいていると言えます。
日記のように「今日は〇〇に行って△△しました。とても楽しかったです。」といった内容では誰も見てくれません。(芸能人であれば別ですが。)
誰かに説明するように意識して記事を書くと、おのずと文字数は増えていきます。
そこで、Aさんは記事の文字数を1,000字以上に設定することで内容も濃く、読んだ方の役に立つのではないか、と考えました。
T:Timely=期限が明確であること
期限がないと、なかなか行動できないのではないでしょうか?

もし、期限が決まっていないとどうなるか?…….分かりますよね!
毎日ダラダラした生活を送り、目標設定したことさえ忘れます。確実に。
Aさんは「SMARTの法則」を活用して目標を設定しなおしました。


SMARTの法則は違うパターンがある
「SMARTの法則」を検索すると、「A」と「R」と「T」は違う表記になっていることがあります。
Agreed upon=同意できること
Realistic=現実的であること
Result-oriented=成果に基づいていること
Related=経営目標に関連した
Time-bound=達成の期限があること
Time-Boxed=期限あり
Time-specific=期限が明確
次の場合、どちらも同じような意味なので区別がつきにくいですよね?
A:Achievable=達成可能であること
R:Realistic=現実的であること
次のように変更することによって、目標を設定しやすくなります。
A:Agreed upon=同意できること
R:Realistic=現実的であること
または、
A:Achievable=達成可能であること
R:Result-oriented=成果に基づいていること
組み合わせをちょっと変えるだけで、目標をイメージしやすくなります。
SMARTの法則を活用した正しい目標設定まとめ
今回はSMARTの法則を活用した正しい目標の設定方法について書きました。
- 目標を設定するからには達成したいですよね?
- 達成感を味わいたいですよね?
「SMARTの法則」を活用することで、一人でも多くの人が自分の決めた目標を達成できますように。
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